スペインの自然派はどんな味わいのワインがあるでしょうか?興味津々なスペインの自然派ワインについて迫ってみましょう。

スペイン料理と自然派ワイン

最近特にスペインバルが街中で充実しているのと同時に、それらのお料理に合うような自然派ワインが並んでいます。
もちろん国は関係なく、合わせることができますが、スペインの赤ワインは比較的味わいの幅が広いので、小皿料理のタパスに合わせやすいかもしれません。
魚介類をつかったもの、生ハム、トマトなど野菜の煮込み、ニンニクとオリーブオイルを熱して造るアヒージョが定番!最近はスペインのチーズケーキも話題ですね。美味しい自然派ワインとお料理のマリアージュがひときわ楽しめます。

ボデガス・エンゲラ フィンカ・エンゲラ・ブラン/ボデガス・エンゲラ
(Bodegas Enguera Finca Enguera Blanc/Bodegas Enguera)

1999年にバレンシアに設立されたボデガのワイナリーのコンセプトは、「世界の美食家に通用する味わい」。畑はエンゲラとフォンタナスの2カ所におよそ160haを所有しており、シラーやテンプラニーリョなどを有機栽培しています。
バレンシアは豊富な太陽の恵みがあり、凝縮した味わいのブドウが多く実りますが、このワイナリーでは凝縮感を最大限に出さずに、有機栽培ならではのピュアでエネルギッシュな味わいに仕上げています。
恵まれた地中海性気候で年間を通し温暖な高地に畑を構え、ブドウ栽培には絶好のロケーションと言えます。
このワインに使われているヴェルディル種は、バレンシアの一部でしか栽培されていない希少な固有品種です。
ブドウそのもののピュアな果実感をふんだんに引き出すため、あえて樽を使わずステンレスタンクで熟成しています。
オレンジやミカンを連想させる爽やかな柑橘果実の香りに少しスパイシーなニュアンスもあります。オレンジの皮のほろ苦さが残り、非常に心地よい後味です。

アントニータ・プニュエロス バイカ テンプラニーリョ/バイカ・ビノス・イ・ビニェードス(Antonita Punuelos Baica Tempranillo/Baica Vinos y Vinedos)

フミーリャで定評のあるボデガCasa de la Ermitaを創立した一人ロレンソ・バニョス氏がリオハで立ち上げたワイナリーです。
そして「オーガニック栽培によるブドウで高品質なヴァラエタルワインをリオハ発で造り上げる」ことを決意して産み出したのが、アントニータ・プニュエロスです。
一目見たら忘れられないボトルデザインのモデルになっているのは、1970年代にスペインに実在したフラメンコ歌手の、アントニータ・プニュエラ。
そんなロレンソ・バニョス氏が有機栽培、ワインの生産、ボトルデザインからマーケティングまで信念をもって作り上げたブランドです。
ビオロジック(有機栽培)で造られたテンプラニーリョを丁寧に使った赤ワインです。
ブルーベリーやブラックベリーのようなリッチな香りにふんわりとしたアルコール感と、アクセントとして微かに感じるプラムの皮のような苦味があります。
味わい深く、かつ飲み疲れしない軽やかな飲み心地で、適度な苦味がどんなお料理にもベストマッチングのフードフレンドリーな1本でもあります。

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