個性的でユニークな自然派おススメの3つのワインは?

1.フランス・ボジョレー/マルセル・ラピエール

マルセル・ラピエールは現在のように自然派が注目される以前から優れた自然派ワインを造っていた、まさに自然派の元祖といってよい人物です。
世界各地の多くの自然派の造り手が彼の影響を受けています。
残念ながら2010年に60歳の若さで他界しましたが、夫人と息子がワイン造りを受け継いでいます。
「レザン・ゴーロワ」はユニークなイラストが印象的ですが、これは世界的に有名なイラストレーターのモーリス・シネが描いたものでまさに絞りたてのブドウジュースに果実味が生き生きとした様子からも彼のワインの味わいをうまく表現しています。

2.イタリア・シチリア/ラモレスカ

シチリア生まれのラモレスカのオーナー醸造家フィリッポ・リッツォは、ベルギーに移住し、1990年代初めに小さなイタリアンレストランを開店。
彼はフランス以外ではあまり知られていなかった自然派ワインに当時から注目しており、友人の醸造家フランクと意気投合後、自分の望む自然派ワインの醸造を委託し、自分のレストランで供していました。しかしフランクがフィリッポのワイン造りにまで手が回らなくなり、自分でワイン造りすることを決断します。13年続けたベルギーのレストランを売却してシチリアに戻り、2006年に「ラモレスカ」を設立しました。
有名なのは白ワインでヴェルメンティーノとルーサンヌのブレンドで、果皮から抽出した琥珀色が美しく、凝縮されたトロピカルフルーツのような果実香が華やかでコクがあり飲み応え抜群だそうです!

3. オーストラリア・ビクトリア州/ビトウィーン・ファイヴ・ベルズ

デヴィッド、レイ、ジョシュの3人が2009年共同で始めたワイナリーで現在もう1名アレックスがお手伝い中とのこと。
全員が他に仕事を持っており、提唱者のデヴィッドはワイン販売、レイは他ワイナリー(Lethbridge)のオーナー兼栽培・醸造責任者、ジョシュがソムリエといった具合です。
コンセプトは「野生的でリッチなフレーバーがあり、がぶ飲みできるワイン」。造られるワインは「勝手にできあがるワイン」との異名を持ちます。
また赤・白・ロゼ全てにおいてブレンドが独特で、例えばシラーズ主体の赤ワインの場合、その他にネロダヴォラ、ネッビオーロ、ピノムニエ、リースリング、シャルドネをブレンドするという常識外れぶり。その年の個性を表現することを重要視するため、ブレンド比率と味わいが毎年かなり異なります。違いを楽しむこともこの自然派ワインの醍醐味となるでしょう。